Schattenwald - 影の森
Installation
2009, Tokyo

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 植物は小さな芽が出て、枝をつくります。小さな枝が別れて次の枝をつくり、やがて一本の木になります。成長した木が集ると林になり、森になります。

そしてまた、存在するものすべては、光があるところに影ができます。私たちは一本の木の影を投影させ、それを反復させて空間をつくりました。つまり、コンテナの各面に抽象化した木の形の影を映し、重ね合わせました。ひとつの影は次の影を呼び、影の影を映し、重ね合わせました。それらはまるで、枝が分かれて木々が集るように、影の森となります。

影の森の中には、座って横たわれる場所があります。人が住まうことの根源的な行為を抽出し、自然を凝縮した盆栽とともに、ここでは人も抽象化されたオブジェクトとなります。